8月から9月はボックス相場継続でトランプ慣れしてきた様子。米国も中国との交渉に乗り出す流れが強くなってきている。市場も米中協議の進展期待で心理改善傾向にあるものの、以前上値は重い。米中問題が上値を重くしている節があるが、トルコ問題も市場の関心ごとの一つとなっている。牧師を開放するかしないかが焦点。経済の先行き不透明感の中、政局混乱も売り材料になっている。
経済指標が予想を下回るケースが目立ってきている。市場の受け止め方は改善ペースが一服感を出してきているとの認識が強く、米景気は依然強いという認識が強い。また米中間選挙に向けて対中強硬姿勢は強いままという見通し。FRBは利上げスタンス継続。株式市場の値動きの荒さはトレンドフォロー型のCTA(商品投資顧問)の自動売買システムとの見方が有力。
日経平均株価は直近高値近辺へ。