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経済指標の最悪ブームと株価指数のギャップについて

消費、雇用、設備投資など様々な指標が○○年以来の最低水準との、発表が相次いでいる状況ですが株価指数の他、一部の個別株は良すぎます(バイオ、半導体)。金も良すぎる状況です。

 

コロナからはじまった強烈なベアトレンドがあったにもかかわらず株価指数は強いです。コロナが経済に与える影響が払拭されていない(ワクチン普及など)環境ですがこれが現状です。

 

振り返りとして懸念材料を見渡すとコロナ、米中摩擦、増税、為替水準など売る理由はさっと、ぱっと思い付きます。単語だけで伝わります。

 

ただ、株価指数が上昇(4ヶ月前から)している事を中心に考えると、買う理由があるから上昇していると考えるのが自然な事と考えています。

 

大きな買い理由としては世界的な金融緩和、財政政策(融資、社債買入、給付金)です。この政策は市場を力強く支え、流動性を確保させる効果や国、企業、国民の資金循環をサポートする効果があると言われています。これがデカイ。

 

また直近(コロナ懸念中)のGAFAMをはじめ大手投資銀行や商業銀行の他、鉄・非鉄も予想以上の決算が発表されています(GAFAMほどではない)。これは金あまり環境下でありながら投資家マインドを回復させ、資金を流入(株価指数上昇)させる結果に繋がっています。

 

くどいですが、コロナが経済活動の血液である資金循環を鈍化させる懸念が強烈なベアトレンドを発生させましたが各国の政府、中銀が金融緩和と財政政策を発動させた事が市場参加者を呼び戻し、懸念を若干解消させる企業決算内容、思惑が株価指数上昇の理由であると考えられます。

 

物価上昇率2%を達成するまでは、スーパー金あまり環境は続く事が考えられます。

 

懸念は拡大した流動性が今後も投資家を絶望のどん底に突き落とす瞬間がある事と考えます。